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野球肩

スポーツ障害について

基本的に、ブログに小難しい事や専門的事を書いても、読む人は面白くないやろなぁ〜。と極力遠慮していたのですが、どうしても、ブログに時間を割けなくなってきました。
でまぁ、私の専門分野で申し訳ないのですが、時間が少ない時はスポーツ障害の話をUPする事にしました。
出来るだけわかりやすくするつもりなんですが、興味がある方はどうぞ!!


・・・ずいぶん前に、野球肘の事を書いたので、今回は「野球肩」についてです。

野球は、投げる、打つ、捕球する、走る、スライディングなど、それぞれの組み合わせを交互に行う、言ってみれば合理的スポーツであります。
一見、安全で合理的に見える野球なんですが、色々な問題点も多い訳です。
まず、投球による肩・肘に見られる上肢の障害で、特に、少年野球の肘障害は大きな問題であろうと思います。
で、肘の障害に次いで多いのが肩の障害で、ことに骨成長期にみられる肩の障害は注意が必要であります。

基本的に、野球の投球動作は、
.錺ぅ鵐疋▲奪廖 塀猗期)


▲灰奪ング・フェイズ (まきあげ期)


アクセレレーション・フェイズ (加速期)


ぅ侫ロー・スルー (減速期)

の4つに分類されます。
細かくいうとのアクセレレーション・フェイズですが、鬼と挟に分けられるのですが4つの分類の方がわかりやすいと思います。

投球の際の運動中心軸は肩、つまり上腕・肩甲関節であります。この時、重要な働きをする肩腱板(肩甲骨から上腕骨頭と結ぶ回旋筋群)は、外旋動作(棘上筋、棘下筋、小円筋が上腕骨の大結節につき、この働きをする)、内旋動作(肩甲下筋が上腕骨の小結節部につき、この働きを行う)を円滑に行っているのです。
ところが、能力以上に無理をして投球しすぎたり、さらに年齢的な要因が入りますと投球障害が生ずる訳であります。

・・でまぁ、コッキング・フェイズでは、三角筋炎・棘上筋炎や上腕二頭筋長頭腱炎や腱板損傷が発生しやすくなり、アクセレレーション・フェイズでは三角筋炎や腱板損傷また小学生などでは上腕骨近位骨端線離開(リトルリーグ肩)などを」発生させます。
フォロー・スルーでは、上腕三頭筋腱炎や関節包や関節唇などを損傷し易くなります。

・・・実際問題として、痛めた後どうする?というのを一番知りたい事だと思います。
まず1番は、オーバーユースですから、肩を休める。これにつきます。
試合が近いから・・とか、レギュラーをハズされるから・・とか。休めない。休みたくない。という選手が圧倒的に多いのも事実です。
思い切って肩を休め、正しい投球フォームを身に付け、リハビリをしてやる事によって、競技能力は上がる。と思って欲しいのです。

で、リハビリの方法や、投げ方の練習の仕方も色々あるのですが、投げ方の指導は難しいですし、投げ方を書いても解らないと思うのです。ですんで、分かり易い方法をひとつお教えします。

・・・それは真下投げ。であります。
右投手なら、右足を後ろ、左足を前。ボールを左足の前の地面に叩きつけるのであります。硬球は弾まないので、軟球が良いと思います。
ボールが真上に弾むように、真下に投げさせる。この動きは子供のメンコなどの要領であります。
この投げ方がスムーズに行われると、左足への体重移動と骨盤体幹の回旋が自然に起こり、上肢を上から下へと回旋せずに投げる事が出来るのです。
初診の時の、痛みが強い時でも、痛みが伴わない投げ方が存在するという動かぬ証拠でもあり、痛みが伴う投げ方よりもこの痛みが伴わない投げ方を練習しよう。と説得する事も出来るのです。

・・・野球肩で練習もままならないという選手。一度試してみてください。
要領が解らなければ、ご質問頂ければお答えいたしますんで(^^)




敬老の日

・・地方から来ている大学生の患者さんが言いました。

「敬老の日。お婆ちゃんに電話したんすよ。俺や!って言ったら、オレオレ詐欺と間違われて、電話切られちゃいました!」

「ホンマに!しっかりしたお婆ちゃんやんか〜。」
と、大笑いしました。

・・当院に通院中のお婆ちゃんが言いました。

「敬老の日。孫から小遣いをせびる電話がかかってきたんで、オレオレ詐欺やろ!と言って、電話を切ってやりましたわ。ホンマに敬老の日にまでせびらなくてもええのに・・。ホンマ腹がたつ!!」

「いやホンマ・・でも、しっかりしてますねぇ〜。」
と、しんみり顔で言いました・・。

・・・敬老の日は、しっかりもののご老人を育てる日。のようです・・。



本日も最後までおつき合い頂き感謝いたします!
カテゴリ:スポーツ障害 | 01:15 |