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この子・・・誰の子?

世界無形文化遺産に歌舞伎
25日、世界無形文化遺産に登録が決まった歌舞伎。写真は「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」の一場面。前列右は曽我十郎祐成を演じる中村鴈治郎、同中央は曽我五郎時致を演じる中村富十郎。(時事通信社)20時16分更新


代理出産、母子関係認めず 最高裁が夫婦の抗告棄却
記事:共同通信社
提供:共同通信社

 米国での代理出産で生まれた双子の出生届を不受理とされた50代の日本人夫婦が自治体の処分取り消しを求めた家事審判の特別抗告審で、最高裁第1小法廷は24日、夫婦側の申し立てを認めなかった大阪高裁決定を支持し、夫婦の抗告を棄却する決定をした。        【2005年11月25日】



。。。夫婦には子どもができず、米カリフォルニア州で夫の精子と米国人女性の卵子を体外受精させ、別の米国人女性の子宮に移植。この女性が双子を出産したのでした。
夫婦は2004年1月、出生届を提出したが自治体が母子関係を認めなかったため、兵庫県内の家裁支部に処分取り消しを申し立てた訳です。。。

結局、日本では代理出産で生まれた我が子は、出生届を受理して貰えない事になった訳で、「米国で自分たちを両親とする出生証明書が発行された。日本で認められないのは(法律上)子の親がいないことになり不当だ」との主張は認められなかったのです。

・・子供は欲しい。でも、身体的不都合で子供を持てない親は、結局、「実子」としての子供は持てなくなり、「養子」としてしか認められない・・。

人の夢を葬り去るのも司法なのかな・・・。ふと、寂しい気持ちに囚われた次第です・・。




。。。。昔の接骨院の保険システムは、患者さんの印鑑が必要で、レセプトに直筆でサイン。

そして、保険者との続柄。を明記するように出来ておりました。

ある時、女子高校生が受診したのですが、保険証の続柄には「子」としか記載されておりませんでした。

「え〜〜っと。君の続柄は?長女?」

・・・当然のように聞いた訳です・・。

「はい。長女です・・。」

その後、普通に治療は終わり、その患者さんは帰って行ったのですが・・。




しばらくすると、その患者さんの父親が怒鳴り込んで参りました。




「何で娘に続柄なんかを聞くねん!!」

「・・・申し訳ないのですが、保険請求で、続柄を記載するようになっておりますから・・。」

・・・こちらの説明に、何とか納得してくれたお父さん・・・。

申し訳ない・・・。と言って説明してくれました。




「あの子は養女なんです。我が子同然に育て、私たちの本当の子供と、本人も思っています。
あの子が、続柄を聞かれちゃった!・・と言うもんですから、つい、知られたのかと慌ててしまって・・。」



・・・随分、以前の話ですが、フト、思い出しました。



たとえ、両親の精子と卵子を受け継いでも、それが他人の子宮から生まれたら、自分の子供とは言えない・・。



まったくの他人。養子という続柄でも、必死で実子として育てている・・。



。。。この子・・誰の子?



法衣を纏う。。。裁判官も、幼い頃は、人の子だったハズ・・。


六法全書には、「親の情」・・・というくだりはないんでしょうね・・。










最後までおつき合い頂き感謝いたします。

最高裁才口千晴(さいぐち・ちはる)裁判長は、
「高裁の判断は是認できる」とし、ほかに決定理由を示さなかったのですが、やはり、詳しい判決内容を示して欲しいと思ったのでした・・。






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