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歓喜のマウンドに・・・


高校野球・駒大苫小牧、3連覇に挑戦

南北海道大会決勝。駒大苫小牧が札幌光星に11−1で圧勝し、4年連続6度目の夏の甲子園出場を決めた。8月6日から甲子園で始まる全国選手権で、戦後初となる3連覇に挑む(25日、札幌円山球場)(時事通信社)21時22分更新


。。。。夏の甲子園の連覇の後、春の選抜を不祥事で出場出来なかった、駒大苫小牧高校。不祥事の後、低迷する高校が多い中、3連覇を目指す事が出来るというのは素晴らしい事だと思います。

まぁ、、、不祥事自体は褒められた事ではないのですが、あの、桑田、清原を擁してのPL学園でも成し得なかった快挙。不祥事の汚名返上を目指して欲しいモンであります。


・・・・でまぁ、折角の野球ですから、ウンチクをひとつ。

野球関係者には、まぁ、珍しい事ではないのですが、一般の方を対象にという事で、、、


。。。。さて、野球も9回ツーアウト。一打出れば逆転という緊迫の場面。観客も、選手も緊張の中、ピッチャー間を取り、マウンドを足でならすと、プレートの脇に置いてある白い袋を手に、白い粉が舞う、、、

などというシーンは何度も目にした事であろうと思います。

さて、この、「白い粉の舞う袋」 とはいったいなんという名称で、何に使われるか??

恐らく、一般的に多いであろう答えは、「名前はロージンバック。すべり止めに使われるもので、中身は知らない。」 といったところではないでしょうか。

ところが、この回答の中で正解している部分は、「すべり止め」 のみ。あの袋の名称でよく知られた「ロージンバック」 というのは厳密には不正解なんであります。
正確には、「ロジンバッグ」
“年寄りの後ろ側” という発音ではなく、“松ヤニ(ロジン)入りのバッグ(小袋)” でありまして、用途はまさにボールが指にしっかりかかるように使うすべり止めなんであります。

中に入っているのは、名前の通り松ヤニがメイン。とはいえ、松ヤニをそのまま使ったのではベタベタするだけ。ロジンバッグ用の松ヤニは、高い粘着性を保ちつつ肌触りがサラリとするように、粉状にした後、炭酸マグネシウムなどが混ぜられているのだそうです。

ちなみに、炭酸マグネシウム自体にもすべり止め粉としての効果があるようで、重量挙げや体操選手などが手に付けている白い粉は、炭酸マグネシウムの場合が多いんだそうです。

炭酸マグネシウムの代わりに、卵の殻を粉状にしたものをブレンドしたロジンバッグもあるそうで、何にしろ、袋を叩くようにしてその細かな白い粉を手や指先につける事で効果を得る訳であります。

また松ヤニも、炭酸マグネシウムも、卵の殻の粉末も、水に溶けにくい性質のため、雨の日も使用できるというメリットがあります。

ピッチャーはこの粉末によって、手の感覚を保ったまま勝負の1球を投じ、バッターはこの粉によりグリップが滑らないように、勝負の1球を待ち受ける。という訳なのであります。


さてさて、、、まだまだ、高校野球の予選は続きます。

甲子園出場を決めた時、歓喜の輪の中心にはバッテリーなんでありましょう。


マウンドから、勝者の背中を見つめるロジンバッグ、、、


その粉の中には、勝者の歓喜と、敗者の涙も詰まっている事をお忘れなく・・・。




カテゴリ:ウンチク | 23:56 |