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曇りのち晴れ、、、


。。。。一昔前までは、よく軒先にぶら下がっていたてるてる坊主なんですが、最近、とんと姿を見かけなくなったような気がします。

我が子が幼稚園の頃は、運動会や遠足の前になると、こぞってぶら下げていたモンですが、成長と共に、「明日の天気予報は?」 

最近では降水確率を確認するようになり、何となく、純朴さ、素直さがが失われていくようで、、、一抹の寂しさを感じる今日この頃であります。

でもまぁ、誰でも1度は、〜♪ てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ〜♪ 口ずさんだ事があると思うのですが、歌詞のすべてを知っているという方は少ないんじゃないかと思うのであります。



一 てるてる坊主 てる坊主
   あした天気に しておくれ
   いつかの夢の 空のように
   晴れたら 金の鈴あげよ

二 てるてる坊主 てる坊主
   あした天気に しておくれ
   私の願いを 聞いたなら
   あまいお酒を たんと飲みましょ

三 てるてる坊主 てる坊主
   あした天気に しておくれ
   それでも曇って 泣いたなら
   そなたの首を チョンと切るぞ


・・・実際の話、全部歌え! と言われたら無理なわたくしなんですが、昔は、童謡 「てるてる坊主」 は音楽の教科書に掲載されていたそうなんですが、3番の、「首をチョンと切る」 が不適切な歌詞として教科書から姿を消したのだそうです。

確かに、雨になったら首を切られてしまう「てるてる坊主」は、チト、可哀想な気がしないではありませんが、、、


・・・とまぁ、昔から日本人に親しまれている、「てるてる坊主」 なんでありますが、この、「てるてる坊主」 モデルは男性なのか女性なのかご存じ?

坊主というだけに男性?! と思いがちでしょうがさにあらず。その起源を辿ってみると実は女性だったのであります。

実は、中国の揚子江付近の伝承にみられる、「掃晴娘 (そうせいじょう)」 という小さな人形が、「てるてる坊主」 の原型といわれているのでして、、、

中国では、白い紙で出来た女の子の体に、紅緑色の紙製の着物を着せ、小さなほうきをくくりつける。それを軒下に吊して翌日の晴天を願っていたのでした。
ほうきは霊魂や幸福を掃き寄せるといわれており、晴れの気を掃き寄せ、晴天をもたらそうとしたのだそうです。

この風習が平安時代に日本に伝わり、いつの間にか坊主になり、、、江戸時代には、願いが叶って晴天になると、ダルマに目を入れるように、「てるてる坊主」 にも目を入れて川に流す習慣になったと言われています。

つまり、「日本的 てるてる坊主」 の本当のやり方は、材料は紙でも布でも良いのだそうで、中に詰めるものもこだわらないそうです。
で、軒下ではなく『難を転ずる』といわれる、植物のナンテンに吊すのが正しいのだそうで、願いがかなって晴れにしてくれたら、目、鼻、口を描き、頭からお酒をかけて川に流すんだそうです。

という訳で、軒下に、ヘノヘノモヘジを書いて吊すのは間違いで、吊す時の 「てるてる坊主」 本来の姿は、のっぺらぼうが正しいのだそうです。


・・・それにしても、晴れたら、金の鈴や甘酒を貰うのですが、雨が降ったら首を切られ、、、
晴れたらやっと顔を描いて貰える、「てるてる坊主」 って・・・。

何だか、人間社会の縮図を見るようで、切ない気分になってしまいます。


人生も天気も、曇りのち晴れ、、、が嬉しいよな・・・。


人生も後半戦に突入した、オヤジの呟きです・・・。 



カテゴリ:ウンチク | 23:30 |