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時代の趨勢は・・・


代理出産 50代後半「母親」が「孫」を 院長公表

会見する諏訪マタニティークリニックの根津八紘院長=東京都千代田区で15日午前10時58分、竹内幹写す(毎日新聞)17時29分更新


。。。。先日、孫を代理出産するという驚きの発表をした根津院長。産婦人科学会を除名されても、革新的活動をされている訳なんですが、ついに、その活動が日本政府を動かすようであります。


代理出産禁止、見直しへ=「支持する世論も」、厚労相が言明 

長野のクリニック医師が母子間を含む5例の代理出産の実施を公表したことに関連し、柳沢伯夫厚生労働相は17日の閣議後記者会見で、「慎重な方針を公表した当時に比べ、(代理出産を)支持する世論も出てきた。世論の帰すうを慎重に見極めながら、政府としてこれからの方針を検討する必要がある」と述べ、禁止方向を見直す考えを明らかにした。 (時事通信)


【代理出産】
 妻が病気で子宮を摘出するなどして子どもを持てない夫婦が第三者の女性に子どもを産んでもらうこと。タレントの向井亜紀さんのように、妻の卵子と夫の精子を使う場合と、夫の精子を第三者の女性の卵子と体外受精する場合などがある。日本産科婦人科学会は代理出産を禁じ、厚生労働省の専門部会も禁止する最終報告をまとめた。しかし法制化はされていない。これまでに50代の夫婦が代理出産による双子の出生届を不受理とされたケースがあるが、大半は海外で得た出生証明書を基に日本で実子として届け、受理されている。


【代理出産禁止指針】
 不妊夫婦の受精卵を妻以外の女性に移植したり、夫の精子を妻以外の女性に人工授精したりして妊娠、出産してもらう「代理出産」について、日本産科婦人科学会は、実施やあっせんを認めないとする会告(指針)を決めた。理由として(1)生まれてくる子供の福祉に反する(2)出産する女性への身体的危険性と精神的負担(3)家族関係の複雑化−などを挙げた。

 ただ、不妊に悩む夫婦の一部には代理出産を望む声も強い。会告は付帯事項で、代理出産容認で社会的合意が得られる状況になれば「禁止とするには忍びない例外的ケース」は将来再検討するとした。不妊治療制度を検討した厚生労働省の部会もほぼ同様の報告書をまとめた。


。。。。 指針で代理出産を禁止している日本産科婦人科学会は16日、「事実とすれば大変遺憾」 とする発表をした訳で、、、
タレントの向井亜紀さんが最高裁で争っている現実を見れば、政府の方向転換、対応は、「実に遅い!」 の感は否めないのであります。

我が子を欲しい! という思いは夫婦であれば持ってしかるべきであり、「病気が原因」 で子供を持てない夫婦であれば、代理出産もひとつの手段であるのは間違いないのであり、「禁止されているから海外で」 となるのは火を見るより明らか。

ただ、その費用を捻出出来ない家庭は、「子供を諦める」 という結果になる訳で、わたくしの個人的見解なんですが、根津院長の勇気には拍手を送りたいのであります。

遅れている日本の生殖医療に、一筋の光が見えた訳なんですが、これからの法整備には万全を期して欲しいと思うのであります。

事実、家族関係は複雑になるのは間違いなく、「出産したのが母親」 ではなく、「遺伝情報を受け継いだものが母親(または父親)」 という明確なモンを作る必要があり、代理出産した女性が、「子供に愛着を持った」 と、引き渡しを拒否したらどうするのか。

代理出産をお願いしたが、「離婚するから子供はいらない!」 なんて事態が起こらないとはいえず、、、
成果を焦って、日本得意の、「ザル法」 だけは作らないように切望する次第です。


それにしても、、、昭和53年に世界で初めて「試験管ベビー」 が産まれて28年。当時は、宗教家、哲学者、政治家、色々な人間が入り乱れて、「神の領域の侵害」 と大騒ぎしたそうなんですが、、、


時代の趨勢とは恐ろしいモンだ、、、


つくづくそう思うオヤジです・・・。 





カテゴリ:社会問題 | 23:40 |