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妖怪の引き際は


“黒い呪術師”ブッチャーが引退を表明



 

伝説のヒール、ブッチャーが引退を表明【t.SAKUMA/佐藤崇】

全日本プロレスの新年初興行となる「40th Anniversary Year 2012 新春シャイニング・シリーズ」開幕戦が2日、東京・後楽園ホールで開催され、満員となる1900人を動員した。

 第3試合では武藤敬司、アブドーラ・ザ・ブッチャー、菊タローが超異色トリオを結成。歩行器を引いて入場し、一度もコーナーに上がらなかったブッチャーだが、菊タローのアシストを得て相手チーム3人に次々と場外から地獄突きをお見舞いすると、試合後、「2、3カ月以内の引退」を表明した。
 武藤は「全日本の歴史の半分を作ってきた」ブッチャーの功績を称え、「スピリッツというか、死ぬまでレスラーでいたいっていう思いは先輩レスラーに感じさせてもらった。見習いたい部分」と、リングに上がれなくてもなおプロレスラーであり続けたブッチャーに敬意を表した。

 また、今大会後にブッチャー本人より「試合に出場できるコンディションではない」との申し出があり、全日本プロレス側で検討した結果、3日の後楽園大会以降の今シリーズ各試合が欠場に。その一方で「来日中に少しでも多くの全国のファンの皆様にお会いしたい」との意向を汲み、今シリーズの各会場のグッズ売店でファンを出迎えることがあわせて発表となった。




・・・年明け、1月4日から仕事を始めたのであります。
年始の挨拶と正月の間の過ごし方など話題には事欠かないのですが、そんな中、私と同年代の患者さんに、「知ってはります。ブッチャーが引退するそうですよ!?」と、上記の記事を教えてあげるのであります。
そうすると決まって、「えっ!ブッチャーってまだ現役やったんですか!?」と驚きの返事が返ってくるのが楽しく、またその表情が面白いのです。

実際、私も1月2日にこの記事を目にした時は、「へ〜、ブッチャーってまだ現役やったんや。」
驚きを禁じ得なかったのでありますが、「歩行器を引いて入場って、、、」
一世を風靡したヒールレスラーの、颯爽とした地獄突きを、幼心に鮮明に覚えている私としては、歩行器に頼りリングに上がらないブッチャーには、やはり寂しい思いを感じてしまうのであります。

本日、「ブッチャーが体調不良にて帰国。」という記事も目にしました。1936年1月1日 生まれ、70歳の現役レスラー。妖怪でもない限りこれ以上の現役は難しいでしょうし、十分にその勤めは果たしたのではないかと。
引退後はノンビリとした余生を送って欲しいモンだ、、、つくづくそう思うのであります。


・・・・とまぁ、少々長い前振りにブッチャーをつかったのでありますが、実は、息子が卒団したシニアの監督のあだ名が「ブッチャー」

若かりし頃、レスラーのブッチャーに似ているところから付いたとか、すぐに手が出るところから付いたとか、諸説?色々なんですが、とにかくあだ名は「ブッチャー」 監督本人もそのあだ名が気に入っているのかグラコンにも「ブッチャー」とネームを入れているのであります。

とにかく、監督が若かりし頃は、血気盛んでもあり指導にも熱心でもあり、しょっちゅう手が出ていたとか。練習には毎日参加して、ノックバットを振り続けていたらしく、当時を知る方々に話を聞くと、「とにかく怖かった。」 のだそうですが、監督を悪く言う人はいないのであります。

ところが年々、、、野球の練習はコーチに任せ、練習には顔を見せなくなり、、、飲み会には顔を出し酔っぱらってクダをまき、、、練習には顔を出さないのに試合には口を出し、、、等々
いつしか、「あの監督がいなかったら試合に勝つのに、、、」 などと悪評を聞くようになったのであります。

実際、来院される患者さんで、他チームに所属していたりして、息子の卒団したチームを選択しなかった理由を聞くと、「あの監督がねぇ〜。」 あからさまに言われたりするのでありました。

「ブッチャー」監督と、実際に話をすると、決して悪い人ではなく、シニアの神宮全国大会で3位に2回ほどなっており、実績もないわけではないのですが、選手は年々少なくなっているのも事実。人となりを知ればエエのになぁ〜。と思っても、風評や悪口を止める手立てがないのも事実。

年齢とともに手を出さなくなった替わりに、練習に顔をを出さなくなった監督。妖怪でもない限りノックバットを振り続けるのも困難でしょう。
実績もその存在感も十分に知られているのですから、後ろに一歩下がって、名誉監督とか総監督とかの名称となり、野球の実際の指揮は現コーチを監督にしてみるのが良いのではないかと感じるのであります。



でもまぁ、よく考えたら野球界には、もっと、さっさと引退して欲しいドンが居てました。

ヌラリヒョンなべつねに喧嘩を売ったスナカケきよたけ。喧嘩の結果に何の興味もありませんが、ヌラリヒョンなべつね。

この妖怪の引き際だけは、ラビットの耳のごとく聞き逃すまいと思う今日この頃です。








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