<< 野球を科学する (障害編 Vol 4) | main | その確率は、、、 >>
[症例画像紹介] 変形性脊椎症
 
 【想像以上だった変形性脊椎症】



70代のおじいちゃんでありますが、「先生、ちょっとした荷物を持ち上げたら腰が痛くなって、、、」
まぁ、日常普通に遭遇する症例でありますし、普通に歩いて来院しておりますし施術にあたったのであります。ところが一般的な腰椎捻挫にしては疼痛が強く、2・3回施術してもちっとも軽減しない。

。。。これはもしかしたら。。。

変形性の脊椎症はあるでしょうが、もしかしたら脊椎圧迫骨折も考慮に入れなくてはいけない。そう考え、提携先にCT撮影を依頼したのであります。

撮影を終えて戻ってきた画像を見たのでありますが、

「・・・・・・・・・・。」

私、言葉を失ったのでありました。







 (画像 1)






 (画像 2)



その時、一緒に画像を覗き込んでいた、柔整の学生の子が、「別の意味で、芸術ですね、、、」
呟いたのでありました。

前縦靭帯の骨化 L4の前方への辷り L4/5レベルで椎間腔の狭小化 L4椎体下面およびL5椎体上面に不整・硬化性変性。
脊椎の圧迫骨折は認めませんが想像以上の症例だったのでありまして、、、、

「こりゃすごい。」
 学校での授業に使えそうな画像に見入ったのでありました。




 (画像 3)

CTの3D画像でありますが、前縦靭帯が骨化しており、椎体どうしがつながっている様に見えると思います







 (画像 4)

CTの側方縦断面を、切り取り拡大した画像です。第4腰椎が前方に辷っているのがお分かり頂けると思います。









 (画像 5)

CTの正面縦断面を切り取り拡大した画像です。椎間腔の狭小化、L4・L5の椎体の変性がお分かり頂けると思います。


「あらぁ〜。」

この患者さん、このCT画像により発見された、内科的疾患が列挙された、提携先医師のレポートも添付されており、、、

「思いもつかなんだわ、、、」 まさしく想像以上。

直ちに内科を受診する事を勧めたのでありました。



・・・・・ちなみにこの患者さん、当院が気に入っているのか、現在も通院されております、、、、



    
           
    

カテゴリ:医療のお話 | 00:04 |