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[症例画像紹介] 手根骨骨折
 
 【手根骨、2骨(舟状骨、小菱形骨)骨折の症例】


ママさんバレーの選手が、試合中にボールに向かって飛び込みレシーブをしたのでありますが、その際に手を衝き受傷。
本人曰く、「どうなったのかよく覚えていないんですが、、、」だそうですが、「その直後から激痛で手首が動かなくなりました。」という事でありました。
それでも、痛みを我慢して試合を続行したらしいのですが、その夜は痛みで睡眠もなかなかとれなかったそうです。
試合の翌日来院されたのですが、骨折の疑いあり。でしたので、すぐさまCT撮影を依頼。以下その時の画像です。






 (画像  

CT3D画像とCT縦断面画像です。小菱形骨と舟状骨に骨折線が入っているのがお分かり頂けると思います。







 (画像 ◆

CT縦断面の舟状骨部分を切り取り拡大した画像です。骨折線がより分かりやすいと思います。








 (画像 )

CT横断面の舟状骨と小菱形骨の部分の切り取り拡大画像です。骨折線がより明確にお分かり頂けると思います。



転倒し手のひらを強くつくと、舟状骨が骨折する事が多いのでありまして、もともとこの舟状骨は血液の流れが悪いため骨が付きにくいという特徴もあります。

そしてこの骨折は、その解剖学的構造から、通常の2方向からのレントゲンでは骨折を確認できない事があります。そのため、舟状骨を別の角度から何枚か撮影する必要がありますので、当院では最初からCTでの撮影を行うようにしております。

転んで手を衝いて、手首の痛みがなかなか取れない。
こんな時は骨折の恐れもありますので、億劫がらずに、病院を受診する事をお勧めいたします。






              











カテゴリ:医療のお話 | 23:57 |